赤松健「魔法先生ネギま!」13巻 講談社(新書/週刊マガジンKC)

武道会最終章。魔法使いの存在を世界に明らかにしようという勢力が暗躍する中、準決勝そして決勝が行われます。魔法使いの存在がどうとかいうより、あれだけ派手にやっててそれが中継されればこのご時世話題にならないわけがないわけで、そのあたりのことをどうして行くのかかなり気になるところですが、読んでいる間はそれを気にしないで居られるほど、普通にバトル漫画になっていて面白い不思議。
「10歳の子供先生が31人の女生徒たちと繰り広げるラブコメディ」という感じで始まった「ネギま!」ですが、最早少年漫画誌内でも有数のバトル漫画となったのは作者の狙いか、それともノリか。ヒロインたちの出番は人気投票とかの影響があるそうですが、この巻あたりでは誰がヒロインやらさっぱりわかりません。別にそれが悪いわけでもないですが、ここまで普通の少年漫画やるなら裸や下着はいらないなー、と思いました。