此奇貨可居

システムを維持運用する上で機器の保守は大切で、そのロードマップというか、いつまでメーカーがサポートしてくれるかは担当者としては必ず知っておかねばならない項目の一つです。しかし、不景気の煽りで機器のreplaceは遅れ、古い機器の中には代替機も無く、不安の怯える日々が続いております。
そんな中、うちの会社のうちの職場ではない別のセクションにおいて、ある機器が故障して困っているからうちに代替機がないか、という問合せがあったようです。関係者が慌てて調べていたようですが、最終的にはどうなったのか。結果はどうなったにしても、何らかの形で「遊休品」や「予備機」を抱えているとほんの少しの安心が得られますし、事に依ると他所様のお役に立てる事も有るかもしれません。まさに「奇貨居くべし」。
遊休品や予備機、及びパーツは「不用品」扱い受ける事が多く、泣く泣く処分したのも一再ではありませんが、このような事があるとその重要性を再認識してもらえるかもしれないし、あわよくばreplaceの案件化にも役立つかもしれないし、何とか上手い方向に転がってくれるといいな、と思いました。