本日の定点観測

シンケンジャー

心を入れかえられる事で危機に陥るシンケンジャー。その時緑と黄は…という話。ちょっとコメディ色強いが予想外に「モノ」っぽかった殿が面白かった。こういうのは一回限りだと思ったら次回は金色がトラウマ抱えるらしい。新幹部(?)も出るようなのでちょっと楽しみ。

仮面ライダーディケイド

最終回。どう考えても尺が足りないので「俺たちの旅はこれからだ!」という「打ち切りマンガ」っぽいオチかと思ったらそれ以上の投げっぱなしエンドでびっくりした。途中まではセオリー通りの「打ち切り」の流れだったのに、最後の最後であれはなあ。 31話と言うのはこれまでのシリーズに比べて短いが、これは打ち切りではなく元々の予定なのだから「尺が足りない」のは言い訳にならない。映画に続くとは聞いていたのだが、まさかここまで「最終回は映画で」というのはちょっとひどいと思う。マーケットはどうあれ、特撮ヒーローは主に子供のものであり、色々な事情で劇場に行けない子供もいるのだから、一応はTVでケリをつけるべき。投げっぱなしエンディングで映画で決着、という商売がアニメでいくつか成功したのが特撮にも悪影響を与えているのだろうか?なんだかんだで部分として面白い処もあったが、トータルとしては「破壊者」にもなりきれずにボロボロだったという印象。「お祭り」としてならもうちょっとやり方があったろうに。本当に何かともったいない作品であった。

ハガレンFA」

ハボックの退役とエルリック兄弟の対スカー戦の始まり。大佐とハボックのやりとりは悪くないが、ホークアイ中尉のセリフも含めて前キャストでみたかった。大佐と中尉関係では対グラトニー戦もあるが、ここでも大川・根谷コンビがよかったな…

天地人

秀吉没。そして歴史が動き出す、という話なのだが何でもかんでも兼続が絡んで来て興ざめ。興ざめといえば、松方弘樹の役作り。ああもステレオタイプな悪役にするのはスタッフのせいかキャストのせいか。兼続と三成を持ち上げる為には仕方ないとしてもあまりにも「ありがちすぎる」。秀吉と利家の死あたりはまともで悪くなかったが、やはり主役とその周辺が外れ過ぎた。取りあえず秀吉を演じた笹野さんの役作りが良かった。この作品の数少ない美点だと思った。