ネタ多き人々

ワトソン博士がその高名な友人を思うとき、その奇行を含めた「才能」に対して嫉妬や羨望はなかったのか?私は自分自身に「ネタを生み出す」才能がないことは百も承知ですから、そういう才能のある人には羨望の気持ちがあります。
ある人から聞いた先日の話。ある日休んでいた某氏は出勤していた別の人に電話を掛けました。しかしその人は席におらず「伝言」を残すことにした某氏。携帯電話の持ち主はその後しばらくしてから戻ってきて、「伝言」を聞こうと再生したら、フロアに響き渡る某氏の声。それを聞いた某ジャーマネ氏によると「○○(某氏)がいたのかと思った。そうか、休みだったのか、気づかなかった」。その場に居ても居なくても、「存在」を主張し、周りで気づかない人がいたとしても無理矢理知らしめる威力。私には全くないものなのでこれまた感心するしかありません。原因の一端は携帯電話の持ち主にあるとはいえ、どんな時、どんな所でもネタを振りまかずにはいない某氏。やはりすごい存在だなあ…