ぷろのわざ

以前大規模な席替えがあった際、「脇机」が足りないということでレギュラーサイズの机を「横向き」にして代替するという作業が行われました。通常の机は着座する側を除く三方向が鉄板で覆われており、横にすると一方はともかく他方はクリアランスがないのです。以前の席替えの際、隣の年長者の方に足元の快適性を譲ったまでは年少者の義務として心情的には許容できたのですが、身体的には許容できず。ちょっと考えて鉄板がネジ止めしてあることに思い至り、速攻でバラして空間を確保するに至りました。その際、周りの人々も「じゃあ私も」となったのですが、慣れぬドライバ操作にあたふたしており、結局3つ4つは私がバラしたことがありました。
今日も今日とてT山りーだーが我々のシマにやってきて、その「脇机」に気づいて「なんでここは(鉄板が)ないんだ!」と驚愕しておりました。貴方は一体何ヶ月気づいてなかったのか…とツッコミいれそうになるところをグっと堪えておりましたら、クリアランス確保の経緯をS賀Mっちーが暴露してしまい、Tやまりーだーは「にこやかにたのむぞ」と私に…。「道具ならただで貸してやる」といったのですがあっさり無視。まあ他人様の事とはいえ、快適になるならそれでもいいか、と思い、交渉の結果「コーヒー一杯で」ということになりました。 …私って安な。まあそれはそれとして、机の下にもぐってえっちらおっちら。空気の通りの悪い空間での作業のために酸欠になりそうになるは汗だくになるはとロクな事は無いながら、とりあえずミッションコンプリート。その作業をヘンな目でみていたYさんが事情をしるとなにか物欲しげな態度をとっておられたので「…いいです、こうなったら一個も二個も同じですからやります」といってしまったのが運の尽き。結局二つの解体作業をやっておりましたとさ。
「本業」とはまるっきり関係ない世界で仕事してそれなりの好評を得ているわけですが…私の適性ってマネジメントやプログラム開発じゃなくて、もしかしてこういうところにあるのかな?という疑惑の雲が… このストレスは「コーヒー一杯」じゃ合わないかも。その後、T山チームでは、Mさん横の「脇机」を別の形式の机の向きを変えたりして、メンバーの快適性の確保をやってたりしてましたが、私の作業がその「環境改善」の口火を切ったのか、と思えばらしくもなく他人様のお役に立ててよかったのか?とも思えますが、実際はどうなんでしょう。