STAR TREK "SHORE LEAVE"(宇宙大作戦「おかしなおかしな遊園惑星」)

地球型の惑星を発見したエンタープライズは調査の為にマッコイらを降下させた。美しい自然に魅了された彼らであったが、マッコイは時計をもってチョッキを着たウサギとそれを追いかける金髪の少女を見かけて呆然とする。この惑星には生物はいないはずなのに…という話。原題の直訳は「上陸休暇」ということでネタ割れしている邦題よりは趣があってよろしい。いきなり白ウサギの着ぐるみが出た時は呆然としますが、第一シーズンの中でもかなり異色なエピソードです。艦長がかつての上級生(みたいなの)と殴りあうのが少し長すぎて、ちょっとストレスを感じたり、訓練を受けた艦隊士官のはずのカトウが「生物が居ない」事が(計器上)判明している惑星で古典的な銃を何の不思議も覚えず拾っていたり、少々気になる所もありますが、ノリやオチが面白いので悪くはありません。これまたある種のオーバーロード種族に関する話でが、これは全体にコミカルで個人的は好きな話です。