STAR TREK "BALANCE OF TERROR"(宇宙大作戦「宇宙基地SOS」)

中立地帯付近の宇宙基地からの連絡を受け赴くエンタープライズ。既に基地は破壊され、それはロミュラスの船の攻撃と思われたが… という事で、ロミュラスこと、後にはロミュラン人と称される連中の初登場な話。ロミュランの「Commander」がマーク・レナードであり、後にスポックの父、サレックを演じる訳ですが、ロミュランはバルカンの不平分子の集まり、という設定もあり、そういう事も考えると面白い因縁です。ただそうなるとロミュランの姿をバルカン人のスポックが知らないとか、いくつもの文明が傘下に治まってるはずの連邦の艦隊士官がバルカン人(と地球人のハーフ)のスポックをあからさまにスパイ扱いすることとかが物凄く違和感を覚えました。この頃はまだ設定が確定していなくて、少々混乱があったのかとうかがわせるエピソードです。「みえない相手」との戦いは潜水艦映画みたいでまあ悪くなかったです。