読んだもの

雪乃紗衣彩雲国物語 青嵐にゆれる月草」 角川書店(文庫/角川ビーンズ文庫)
冗官から脱した秀麗は藍家から王の妃として送り込まれた十三妹の護衛兼身代わりとなって…と言う話。色々話が動いていますが、そろそろ大きな動きがあるのか。藍・紅両家というのは普通に考えて王家や中央政府からすれば「目の上のたんこぶ」なので、それを排除しないのが不思議で仕方ないのですが、それを敢えてしないのは「彩七家」というのに何か秘密があるんだろうなあ、と漠然と思ってますが、ぼちぼちその一端なりともそのうち明かされるのかな。面白い秘密であることをちょっと期待してます。