「絶対可憐チルドレン」…「皆本はあたしのモンだああああああ」というのが今回のモチーフでしょう。子供らしい独占欲ととるかそうでないかは微妙ですが。初音と宿木の関係は「女に振り回される男」という椎名高志的男性キャラの真骨頂といえるかもしれません。
「こわしや我聞」…石破ラブラブ天驚拳。ただし、「宇宙一恥ずかしい告白」があったわけでもないのでもうひとつ。結局ここ最近の駆け足のまとめのために「溜め」が全体的に足りないように思うのです。親父の強大な力や我聞＆國生のコンビ攻撃のための「特訓」などじっくり描けて居ればなあ、と思います。最低限「我聞の暴走」≒「怒りのスーパーモード」が「明鏡止水」に昇華する描写が欲しかった。とはいっても次回最終回なわけで、「駆け足」は「駆け足」でもなんとかまとまる、のかな。本当にあと10話もあればなあ…と残念な気持ちです。
