宮崎(ほぼ)縦断ツアー二日目(3)…高鍋経由都農神社

後から考えると別のルートもあったが単純な方向で進む。そのツケか何か知らないが割ときつい坂があって泣きそうになる。宮崎と言えば「平坦」と思っていたのにどういう事か。実は都萬神社までは全て想定通りで逆に自分が驚いていたが、ここから都農神社までの間で貯金を使い果たしてしまい、寧ろ足が出ていた。何だよ10号線。アップダウンきついんだよ。五月なのに炎天下に痛めつけられつつ、どうにかこうにか都農到着。
「都農神社」は日向國一宮。宮崎、即ち日向國は天孫系の神社が多いように思っていたが、一宮たるここは大己貴命を祀る神社。九州の他の一宮の祭神を考えると中々興味深い。神社は木々に囲まれ、美しい水が流れる参道を進むとぽっかりと明るい本殿にたどりつく。お祭りの準備らしく事はしているものの、基本的に静かでいい感じだ。社殿やら庭やらをのんびり楽しむ。

近くの食堂でうどんを補給して、さてどうしようかと考える。一応ここで当初予定は消化している。しかし時間はまだあるし…と熟慮の末、もう少し走る事にする。