名札

昨日より職場で「名札」が支給されました。理由はいくつかありますが、それはそれとしてその名札は身につける事が義務とされておりまして、私を含めて早速身に着けております。
さて、うちの職場は「カジュアル可」ですから若い人達にはカジュアルな恰好をしている人も多いです。年長者にもいますが。若いうちは似合う似合わないは別にして、多少は色気づいて「見た目」にも気を使った方がいいだろう、というのは私個人のこれまでの人生での反省点のひとつですから、カジュアルには反対しません。若い某氏も常日頃カジュアルなのですが昨日名札が配布されるや否や、いきなり制服に着替えてきたので驚きました。曰く「(当日着用の襟無)トレーナーに(名札のピンで)孔を空けたくなかったから」…。一応職場には「(男性は)シャツは襟付きのシンプルなものを基本」というのがあるのですが、氏は頑としてそれに従いませんでした。そのファッションについては(私が理解出来ないだけかもしれませんが) 「どうなんだろう?」と疑問に思っていたりもしたのですが、その発言から、氏は氏で自身のファッションについては相当の「こだわり」があり、(多分)敢えて「襟のない」ラフな恰好をしていた、ということがなんとなく分かりました。今日も今日とていつにない「襟付シャツ」だったのは、「こだわり」の服装に一点の傷すら認めたくない故でしょう。
その他、カットソーやサマーセーターなど、いろいろな服装な人たちもいますが、皆それぞれ工夫はしているようです。工夫は(出来るところを)見習うとしても、とにかく皆いろいろ考えている。自分自身を理解するのも難しい私ですが、全く他人様を理解するのは難しいなあ、と思った出来事でした。