ドイツ語の分離動詞

某公共放送の「ドイツ語会話」を観るとはなしに観ておりました。その中で「Ich lade Sie tum Eis ein.」と言う例文がありました。最後の「ein」を見て「う、これはまさか…」と思ったら、案の定、「einlade」と言う「分離動詞」でありました。学生時代に「分離動詞」がさっぱり理解出来ずに苦労したのでありますよ。…それ以外は出来たのか?と言う問いは却下の方向で。
講師の人の説明に「ドイツ語の並びは日本語に似ている」とあり、元々は「Ich Sie tum Eis einlade.」であったのが、「lade」だけが前に行き、「ein」が残った、と言うのを聞いて、ちょっと感心。そういえば、かの「シャーロック・ホームズの冒険」の第一話「ボヘミアの醜聞」でも、「ドイツ人は動詞を最後に持っていって大事にしない」と言った意味の台詞があったことを思い出しました。言語と言うのは色々と奥が深い。
 それはそれとして、番組中に「ドイツ人は子供も大人もアイスクリームが大好き」と言っていました。本当ならドイツ人とは仲良く出来そうです。日本語の出来るドイツ人とお友達になりたい、と思いました。