うちの「黒い烈風」号と代車クンとを乗り比べて、といっても後者にはまだ1時間も乗ってないのですが、それでもはっきり分かるそれぞれの長所がありました。例えば「黒い烈風」号にはカウルがあり風圧を低減してくれるし、パワーがあるのでほとんど「オートマ」状態でもOK、代車クンは重量が軽いので扱いが楽だし、前傾が少ないので姿勢的に楽とか。「重さ」は大型のバイクには宿命的なところがありますが、マフラーやカウルの交換等いくつかの手段があります。ただこれには費用や手間がかなりかかることになるので上手くバランスがとれないと怖いことになります。これに対して「姿勢」の問題はハンドルアップスペーサーなどで結構手軽に実行可能ですから考えてみてもいいかな、と思い始めました。「黒い烈風」号はその特性から前傾がどちらかというときつめですから数cmあげるだけで結構楽になりそうです。上体が起きるとその分風圧を受けることになりますが、そこまでのシチュエーションに出会うことなどまずない …というか私が使いこなせない…し、その時はその時で意識して状態を傾ければいい、と割り切れば、操作性の向上というかとにかく「楽」を求めるにはかなりいい解答のような気がしてきました。元々考えていないこともなかったのですが、今回は少し真面目に考えてみようかな。
