"LONELOY AMONG US"(「姿なき宇宙人」)

惑星連邦への参入を希望する敵対する二つの種族の代表を移送する任務のエンタープライズを襲う危機、と言う事でよくある「敵対種族同士の妨害」ではなくそれは添え物に過ぎなかったという話。エネルギーパターンのような「生命」と言うのは中々面白いアイデアですがいまいち使い切れて居なかったような。全体に「危機感」と言うのが希薄なため緊張感も少なかったせいかもしれません。ただ一部プロットや小ネタは中々捻ってあって、「食料等は転送機に登録されたパターンを元に複製する」のが伏線になっていたり、ピカードの探偵小説趣味やデータがシャーロック・ホームズを知りそのマネをするなど、後に続く情報が提示されたのは記憶しておくべきでしょう。
話とは関係ないですが、画像が全体にぼやけたような感じになっているのは仕様でしょうか?LDではこういう事はなかったような気がするのですが。