今日も今日とて

私の席の近くで既婚者の方々が夢も希望もない話を展開して、独身者としては「…そんないくらなんでもそんなことは」としか言えなかったわけですが、全くどの程度割り引いて考えればいいのやら。当面どころか今見えている限りの未来で結婚できる可能性が皆無な私が何を心配することがあるのか?という指摘は甘んじて受けますが、根が単純な私はそういうことに関しては非常に素直なのでただでさえ何も動かないのに怖くて見合いも合コンもできませんよ…話もありませんけど。
ああいうのは多分「当事者」で「そうそう俺もそうなんだよ」とか「いや家では…」とかいうのが楽しいのでしょう。「局外者」でもそこそこ楽しめますが、十分に愉しむには「支払うべきもの」が足りないようです。人生楽ありゃ苦もあるさ、と某時代劇のOPの歌詞にもありますし、アリとキリギリス(原作ではセミだったか?)の寓話にもあるように、先に苦労をある程度はしとかないと年くってから悲しい思いをするということか。今更覆水は盆に返りませんから嘆いても後の祭りなのですが、私は若い頃にそこまでいい思いとか死ぬほど遊んだとかいうこともないのに、気が付くと枯山水状態なんですけど、これは前世の行いが悪かったせいなのでしょうか?